SatNOGS地上局に使用されるRTL-SDRのサンプリングレートについて, 昨年末に1.024Mspsなどのやや低い値を使用することで過負荷を予防して受信性能を向上させられるという投稿をしましたが, 実際はSatNOGSクライアント内部では狭帯域FIRローパスフィルタやデシメーション処理などが行われるため, 基本設定ではサンプリングレートを2.048Msps(2.048e6)などサンプリングロスが生じない範囲で高く設定し量子化雑音を低減した方がSNRの面で有利になる模様です.
また, 余談として, 「SatNOGSは何故GMSK信号をQFHアンテナで何故受信しデコード出来るのか」という質問を多く受けるのですが, 前述のこれら内部の狭帯域FIRローパスフィルタやデシメーション処理が, 単純にSDRソフトで受信を行う場合に比べ信号処理の面で有利に働いた結果としてパケットのデコードに成功しているのではないかと思われます.
以下は関連情報ページ

Satnogs_rx_samp_rate
Yes, satnogs uses decimation. At least 4x, but exactly how much depends on the baudrate of the satellite. See Understand…

Our groundstation build progress and questions
Thanks for sharing, you show that high sample rates and the resulting decimation ultimately lead to better results. But …
Understanding satnogs-flowgraphs – SatNOGS Wiki
SDR Setup – SatNOGS Wiki
QFHアンテナを使用した僕のSatNOGS地上局(4394)にて, 青山学院大学 坂本研究室のアマチュア無線衛星『ARICA-2』からのGMSKテレメトリダウンリンクを受信し, 272パケットのデコード, 取得に成功した事例.
SatNOGS Network – Observation 15071303

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